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- 耳ず

- 2020年10月28日
- 読了時間: 4分
話題が3つあります!
ひとつは、平和の反対は戦争ではないという話です。Twitterで、若者の戦争反対、平和意識が薄れているという記事が話題に上がっていました。検索すると出てくるでしょうか?見かけた人もいるのではと思うのですが、平和の反対は無秩序です。
なぜなら戦争を対義語とすれば、戦争をしていない状態を平和と指すことになるからです。では核の傘下での平和も平和?植民地が搾取されている状態も、戦争がないから平和なのでしょうか?
戦争は外交手段の一つであり、行動を指します。一方平和はもっと抽象的で、概念といっていいでしょう。あまりにも言葉の規模が違いすぎます。
というわけで、平和の対義語は戦争ではなく無秩序。秩序とは以下の意味を持ちます。
物事の正しい順序・筋道。「―立てて話す」。社会などが整った状態にあるための条理。
(weblio辞書より引用)
つまり無秩序とは、それらの正しさがない社会ということです。なるほど、ですよね。この記事を読んで、みんなの意見を聞いて大変タメになったので共有しておきます。
二つめは、私がpixivにあげてる作品のことです。私があげてる作品の中で、貞本版エヴァのカヲシン漫画「ふしまろび」が900user入りを達成しました……!!!すごい驚きです…!!嬉しいです、有難や…!
あんな鉛筆で描いた読みにくい漫画をよくもまあこんなにブックマークに入れてくれたなと思いました。以前から言っているのですが、私の作品に関して言えば、作品がすごいというより読者の皆さんの感性が素晴らしいのだと思います。ほんとうに…ありがとうございます。
これを記念しまして、去年の冬コミで発行した「ふしまろび」を来月通販でやろうと思います。pixivでページを作りますので、もし欲しい方がいたらアンケートに参加してください。再発行の数の目安にします。
(追記)
アンケートの設置がわからなかったので、コメントを残してもらうようにしました。
そしてお礼といっておきながら、超不親切に小部数です……自家出版なのでお許しください……
一応、設けたページが以下です。
https://www.pixiv.net/artworks/852987
そして三つめなのですがーーーこれは私の中で米英に対する新しい知見を手に入れたというものです。これによって、散々米英に喜ぶ本能と二人はそうじゃないと抗う理性の抗戦に終止符が打たれました!疲れたーー!!
その知見というのが、アメリカとイギリスの間には家族愛も兄弟愛も友愛も、ちょっとした恋心もあるということです。
私は前まで、米英にはそのどれもがあり得たが無かったもの(過ぎ去ったもの)だと考えていたんです。だから家族も兄弟も友人も、恋人も違う。わだかまりだけが残る、過去によって繋がった不思議な仲。
だけど、そのどれもがあるからどれもが違うということが分かったのです!
これはあくまで私の見解なので、正解なんてないのですが、米英には家族愛も友愛も少しの恋心さえも存在するから、兄弟にも友人にも恋人にも収まり得なかったのです。そのどれもが無かったからじゃなく、どれもが「ある」からなんです。
これを思いついたのは、米英を好きな人の言い分として「アメリカくんがイギリスさんを好きみたいだから」というのがあったからなんです。そうなんです。米英は圧倒的にアメリカくんの片思いが多いんです。
なんでそんな風に見られるのかな、と作品を洗いざらいみていたら、確かにそんな風に見えるんです。
アメリカくんの行動がそう見えるというのはそうなんです。
イベント時のイギリスさんの予定は必ず押さえておき、しょうもない理由を付けてはちょっかいだしたり遊びに行ったり。そのくせイギリスに会いたいわけじゃなくて、色々の曲折の末だと話すのです。
ああ好きなんだなって明らかじゃありませんか。だけどもその好きの類がなんなのか。それはわかりませんが、彼が素直に告げるには小っ恥ずかしい類の好意であるというのには違いないと思うんです。それがあるだけで十分です。
家族愛もあって友愛もあってちょっとの恋もある。それが私が出した米英の結論です。
この二人はせいぜい頑張っても抱きしめる程度で、その先はないんでしょう。そんなプラトニックな感じだと思いました。
そして私にそれを気づかせてくれた創作があるので、こちらを是非読んでいただきたいです。

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