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  • 執筆者の写真: 耳ず
    耳ず
  • 2023年11月17日
  • 読了時間: 9分

最近ドラマの TRICKを見ています。

U-NEXTに登録したのを忘れて、謎の引き落とし金額に怯えていたら発覚しました。

せっかくなので何か見ないと勿体無いと思い、昔見ていたTRICKを視聴しています。

いや〜懐かしいし面白いし、程よく怖くて最高ですね…!謎を残したまま幕引きをするのもミステリーロマンがあって良いです。


このドラマは、マジシャンである山田が物理学者の上田と共に不本意ながら自称霊能力者や心霊現象のタネを暴いていくという話です。


これを見ているとマジックってすごいな〜と思います。

どうやってるのか全然分からない…!

山田がトリックを説明して、ああそうか!と初めて理解しますし、感心します。

どうしてそんな仕込みを思いつくのでしょうか…。物が消えたり、思ったことを当てられたり、遠隔のものを操作したり…そんなことを見せつけられたら信じてしまいます。

だから、このドラマでもやっているようにマジックとカルトって密接な繋がりがあるのではないかと思います。


マジックができたら教祖になれそう。

…そんなことはないでしょうが…。教祖なんて人の心を集める仕事、カリスマ性がないとできないでしょう。

つまり、マジックと同時に語りの上手い人物でないといけないでしょうね。技術だけでは人間性に難癖つけられて信じてもらえないでしょうから。


そんな訳で、気になって以下の本を読んでみました。


・トリックといかさま図鑑

ISBN:‎978-4863134690


・怪異の表象空間

ISBN:‎978-4336065773


前者は欧米でのマジックといかさまの歴史、その技の解説がされています。

後者では日本でのオカルト、サブカルチャーの流行りと、時代背景、扱いの歴史がわかります。

どちらも面白かったのでおすすめです。

ただし夜に読むと怖くて一人でお風呂に入れなくなるので気をつけてください!笑


さてそこから派生して、ヘタリアです。

マジック……きっとイギリスさんも劇場に足を運んだことがあるでしょう。ヘタリアのキャラは案外純粋なので、イギリスさんも当時驚いたに違いありません。

イギリスさんは魔力が感じられないとか怪しい発言をしてトリックがあることを察知しそうな気がしますが、そのタネはわからないでしょう。ネタバレされて知ったかブリをしそうな気がします。


ちょっと思いついた小ネタがあるんです。


イギリスさんの秘書がマジックショーのチケットを持ってきて、どうしてもタネが分からないので一緒に見てほしい!と誘うんです。

イギリスさんは文句を言いますが、上手いこと煽られてマジックショーに赴きます。

ところがイギリスさんは普通に感心してしまい「すごかったな〜!どうなってるんだあれ!」とか言って拍手をしてしまう始末。このままでは引き下がれない空気の読めない秘書が「彼はもっとすごいことができます!」とイギリスさんを壇上に上がらせガチもんの魔法をやらせます。そして会場は大盛り上がりし、ノリに乗ったイギリスさんがあれやこれやと魔法を繰り出し、タネの分からないマジシャンが悔しそうに「貴方の名前は?!」と尋ね、「名前…?そうだな…俺はイギリス。この国そのものだ!」とドヤ顔で答えドロンと消えてしまう。

…後日伝説のショーとして新聞記事に載ったイギリスさんは上司に怒られ、会場に置いていかれた秘書からは「彼は誰だ?!」と殺到して大変だったと恨み言を聞かされ、魔法の代償に一週間寝込むこととなり「もうマジックはこりごりだ〜!」となる話。


これを思いついてふと考えたのがブリ天ってなんやねんということです。

イギリスさんはどうやら魔法だとか魔術を使うとそれと引き換えに寝込んだり苦しんだりするようですが、ブリ天にはそういうのはなさそうですよね。


通常の状態で星のステッキを振るうのと、ブリ天の状態で星のステッキを振るうのと、使ってる力が違うということなのでしょうか。


ブリ天は「困ってる人を見過ごせない優しいエンジェル」的なことを言っているので、それを鵜呑みにすれば発生条件は「困っている人間(国含む)がいる」ということみたいですが…。

そもそも奇跡と言っているので、魔法とは別物のようですが…奇跡とはなんぞや。

ネットで調べて一番上に出てくる物が以下のようなものでした。


【宗教の世界で、科学的・合理的知識では理解できない超自然的・神秘的な出来事をいう。】


それ以外のものも大筋同じことを言っていました。

宗教の世界での定義では、どうやら奇跡というのは神の力によるもので、神の代弁者である天使とか預言者が代役として行うことのようですが…。

そういえばヘタリアにも何かの神がいましたね。ローマ爺ちゃんが俗世に降りる際許可をもらっていた…ような…(うろ覚え)

ならブリ天も神の代役として子ども化させたりしているということでしょうか。

だから、ブリ天の奇跡には代償がいらないと。

なるほど。

なら神とはなんだとなりますが、メタ的視点で見れば、原作者ーひまさんーのことになりますね。これが一番しっくりきます。

この作品で神の定義なんてしたら火薬庫になりかねません笑

というかすでに危ないジャンルですしね…。


なら、ブリ天が振るう奇跡には原作者の欲望が絡んでいて、イギリスさんが魔法を振るう時は一応本人の意思でということになるのでしょうか。

正直こんなことを真面目に考えるのは馬鹿馬鹿しいことなのですが…。ギャグ漫画なので、そんな明確な違いなど作られている訳がありません。ブリ天という存在自体言葉遊びですし、答えなど存在する筈もないのです。

ですが、そんなことを真面目に考えて勝手にこうではないかと想像することで浮かぶネタもあるので…。

私はイギリスさんが魔法を使った時代償に寝込んだり苦しんだりするのが好きなので、魔法を使った時よりその後に興味があります。もっと見せてほしいですね。

あっ…作者の欲望がここにも…!


あと、関連性は薄いかもしれないですが、最近魔法と科学の違いは無いのではないかと思ったことがありました。

ハリーポッターなど、魔法が本当に存在する世界で、魔法学校がある場合、それは科学と相違がないですよね。

科学とは、再現性の高さで成り立ち、同じことをすれば誰がしても同じ結果が出るというのは重要なのですが(ちがったらすみません)、もし魔法学校で訓練し、この呪文を唱えれば誰でも同じ効果を引き出せるのであればそれは科学と同じなのでは?

そしたらその世界では、それは魔法ではなく化学と呼ばれるのでは?ということです。

今ここで【化学】としたのは、もし魔法が自然にある何らかのエネルギー(火だったり水だったり)を元にして特定の魔法を発揮させるものであれば、それは自然に存在するエネルギーを変化させた結果現れるもの……ということで化学と同じだからです。


現実の科学も誰でも再現できるとはいえ、「同じことをする」というのにある程度の知識と理解が必要です。それを正しく身につけるのに、生まれ持った才能と努力が必要になります。

私なんかは文系の人間なので、どれだけ理系の本を読んでも科学者と同じように理解することはできません。なぜなら計算ができないからです。

物語的に理解はできますが、自分で考えることができません。

だから誰でも再現できるとはいうものの、その再現には素養がいるのです。


その点は魔法と同じではないでしょうか。

だから魔法を扱える人間が限られていたり、同じ魔法でも種類によって扱える人が変わるなどというのは当然のことなのです。

まして、学校で座学+実技で教えられるということであれば、それは体系的な学問になっているということです。

だったら、魔法が本当に存在する世界ではそれは科学というジャンルに当てはまるのではないでしょうか。

こちらでは神秘的な要素を持って魔法と呼んでいますが、扱っている側からしてそういった印象がないのであればそれは魔法とは呼ばないのでは?

まして、科学と反するものではなく、その一分野と化すのではないでしょうか。


だから、イギリスさんが魔法を使うことに、この世界は何なんだろう…と不思議に思ってしまいますね。何をもってあの力を引き出しているんでしょうか。妖精さんとか見えない何かとか…あの人は一体何なんですかね。

彼には世界がどんなふうに見えているんだろう。


まあそれも全部これギャグ漫画だからで済ませられるんですけどね!!!

存在するんだから存在するんです。

そもそも国人という存在自体ファンタジーですしね。でもこういう疑問を自分の中でこうじゃないか、ああじゃないかって仮説をつけて考えると楽しくなってくるんですよね。

ええ。


ちなみに魔法と科学の違いとはという謎はテイルズオブアビスのフォニムの概念を考える上で浮かびました。

現実で考えると、ファニムというのは量子に置き換えられるのではないかと思い、量子力学や熱力学の本を読んでいました。

量子力学すごすぎて宇宙猫になってしまいました。


参考文献

・素粒子の探究で宇宙がみえてくる

ISBN:‎978-4621305157


・エントロピーの世界

ISBN:‎978-4023319943


・「量子化学」のことが一冊でまるごとわかる

‎ISBN:978-4860646196


・「ニュートリノと重力波」のことが一冊でまるごとわかる

ISBN:‎978-4860646493


物を砕いて限界まで小さくしたら何が残るのか…を考えて、目に見えないくらい小さくなったらそれで「おわり」じゃなくて、それを確認するために目の代わりの方法で見て…さらにそこから小さくできないか確認し続けるって…………うまく説明できているか分かりませんが…すごいなって、分かりますか?

その手段を思いつくのがすごい。

また、それによって目には見えなかったこの世界を構成している物質が確かに確認できたのもすごい。


何もないように見えるこの空間にも粒子が大量に飛び回っているのだと思うとわけが分からないです。人間を構成している粒子より小さいニュートリノとかいう物質が体を毎秒通過しているとかも信じられません。

まあだから量子力学の未解明な部分にはオカルト的な要素があるみたいですが…。


タイトルは忘れてしまいましたが、科学史の本で昔は磁力も魔法の力だと思われていたらしいですし、アビスの世界も昔はフォニムの作用が魔法だと思われていたかもしれないですね。まだ現実世界のどれがアビスの世界の第1~第7フォニムに相当するのか考えられていませんが、フォニム解離なんかエントロピーの理論で考えられそうですし、ルークやジェイドのことを考えると知っておいた方が妄想が膨らみそうなネタではあります。

まあですから調べていたんですけどね!!

実はアビスだとルークとジェイドの仲が一番好きです。CPかというと微妙…というか多分違うのですが…。

上記に参考文献を載せた本は、単純に知識として知っておくのにも面白い分野だと思いますので興味があれば是非読んでみてください。


それでは。

 
 
 

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