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  • 執筆者の写真: 耳ず
    耳ず
  • 1月29日
  • 読了時間: 15分

更新日:2月2日

スーパーダンガンロンパ2の実況を見終わりました…!面白かった〜!


そもそもこの作品を見始めたきっかけが、貞カヲシンを好きな人のほとんどの方が「狛日」が好きだからです。

私は、好きな作家さんが描く知らない作品の二次創作も読むタイプなので、早く皆さんの作品の意味がわかるようになりたいと思い、スーパーダンガンロンパ2を見ました。

思いたった時は、まだ2章までしか実況が許されていなかったので、続きは購入して自分でやろうと思ったのですが………現実世界を生きているうちにいつの間にか全章解禁されていました。


なので、純粋に作品を楽しみつつ、二次創作で見た狛枝くんと日向くんの関係の要素を確認することが目的でした。

でもキャラクターみんなが魅力的で、話も二転三転も思わぬ方向に転び、引っかけ要素もあってシナリオとして死ぬほど面白い作品でした。

個人的には、七海があまりにも女神で………七海と日向くん…そして狛枝くんの関係に興味をそそられました。

大空スバルちゃんの実況で見ていて、個人的には作中で狛枝くんは日向くんが好きというより……潔いまでに希望厨なんだなあ……という認識でした。


しかしその後、本編を見たということで、ブックマークしておいた狛日作品を読み………2人の関係の認識を改めました。


日向くんが予備学科とわかった後も、馬鹿にしつつも期待している様な素ぶりがあるので、そこに「ジレンマ」があって、そのイライラこそ狛枝→日向の感情ということで……す、ね…?(自信なし)


ただ、私にはスピンオフ作品や他ゲーム(絶対絶望少女やハッピーダンガンロンパs)との繋がりなど…まだ2人の関係を見定めるには情報が足りていないので…。せめてアイランドモードを自分でやらない限りは、2人の関係について断定できないかなと思いました。

(なんか、友達になれるんですよね?)

とりあえず、皆さんのファンアートを見て、なんとなく旨味は分かりました…笑



七海が好きですし、私の中では日向くんの支えとなっている存在(日向くんに限らずですが)は七海なので、狛枝くんと日向くんの関係を考える上でもその影響を考えたいところです。


先ほども言いましたが、正直、2人はCPというよりコンビとして好きになりそうだなという感じです。

…でも、2人をきっかけに作品自体をもっと調べようという気持ちになっているので……いつか、もしかしたら、本格的にハマるかもしれませんが……


一応本編終了後の日向くんと狛枝くんのやり取りを自分なりに考えてみたので………拙いながらも置いていこうと思います。


話は、よくある「ゲームから目が覚めて起きたところ(ゲーム内の記憶あり)」という場面です。そしてこれも狛日を見ている限りあるあるな様ですが、狛枝くんが自殺未遂します。


私も最初は自殺未遂するかな……?めっちゃ大きな希望に助けてもらってハッピーなんじゃないかなと思ったんですが、なんか書いているうちに狛枝くんが死にたいと言っていました。


不思議だ………笑

一応そう思う理屈はつけているのですが…………

個人的には罪木ちゃんの方が起きた時ヤバそうだと思います………



ちなみに漫画のプロット的にネタを書き留めていたのですが、あまりにも読みにくいので前半は頑張って小説仕立てにしました。後半は力尽きています……。

キャラクター解像度は死ぬほど低いと思いますし、学園がなくなったことで才能を定義付ける機関もなくなったという設定になっていますので、もしかしたら公式設定とズレがあるかもしれません。(未来機関が引き継いでたりしますか?)

本当にスーパーダンガンロンパ2の実況での知識しかありませんので、間違いがあるかと思いますが……ご了承ください………。

それでも良い方のみお進みください。


あと、なんだかBLチックかもしれませんが、一応そのつもりはありません。狛枝くんがそもそも意味深な感じがあり……好きだの何だの本編で言っているのでその延長という感じです。

恋愛っていうんじゃないです。

(私にそのつもりがないというだけで、狛日には見えるかもしれませんが)


以上を踏まえた上で、読んでやるよという方は以下にお進みください。







「じゃあ僕の企みは失敗したわけだ

裏切り者ーー七海さんを生き残らせるつもりだったのに……でも、流石だよね。

僕なんかの浅い視野じゃ、絶望の残党の君たちだけを生き残らせて、そこから彼らを希望に変えるなんてマネ、できないもん!

ああ、ごめん。君たちなんて他人事扱いして…。もちろん僕を含めた絶望の残党なんかを、ね…」


狛枝は途端冷めた目つきで、ベッドのシーツを見つめた。



「狛枝……」

気を使うように、そう声をかけると気を取り直したように、パッと狛枝は顔を上げた。

いつもの調子で話を続ける。


「そしてその彼女を作ったのが未来機関ーーーあのコロシアイ学園生活を生き残った超高校級の希望たちなんて…

ああぞくぞくするよ

どうなったかなんて見届けられないと思っていたのに、こうして続きを知ることができるなんてね


希望は伝播するーーーやっぱり希望は負けないんだ!


最初は、僕ら自身が希望に敵対する絶望だと知って…嫌悪感で体の中をひっくり返して洗いたいレベルだったけど…僕の自殺も、大いなる希望の踏み台の踏み台の踏み台の踏み台でしかなかったんだね。そして君たちも…。

それならそんな光栄なことはないよね…!」


一息でそう捲し立てると、狛枝は「そうだよ」

と、まるで自分自身に言い聞かせるように呟いた。


「ねえ?日向くん」


同意を求めて見上げてくる瞳。

ーーーーこの目には見覚えがある。

こいつの目の奥に潜む闇。狛枝にはまだ、囚われてるものがあるんじゃないだろうか?


こいつは今、自分を「こういう反応をすべき」という、自分自身で決めた主義に沿って話をしてるんじゃないか?

俺が、どうせ予備学科なんだからと思考を放棄したみたいに…

本当はもっと奥底にある、求めたいものがあるんじゃないか…?



「それが、お前の、今感じていることなのか?」


俺が絞り出すように、言葉を返すと、狛枝は黙り込んでしまった。


「………………」



「あはは………」


乾いた笑いが沈黙を裂いた。

それは思わず狛枝の口から漏れたようだった。


「ねえ日向くん……………

それなのにーーどうして僕はまだ気持ち悪いままなんだろう…………?


何か満たされないままでいるんだろう。

これからまた希望が輝く時が見られるっていうのに、初めてのコロシアイの時みたいにワクワクしないんだ。続きが見たいって欲が出てこないんだよ。

僕は以前ほど単純じゃなくて。

希望も認める希望の君たちを応援しないといけないのに、さらさら協力する気になれないんだよ…。

死にたいんだ」


俺の動揺などお構いなしに、狛枝はその言葉の輪郭をなぞるようにもう一度「死にたいんだよ」と呟いた。


「なんで僕がここにいるのか分からない。

僕の求めていた絶対的な希望。

その彼らが見出した希望が僕らのはずなのに…

それがあるはずなのに、僕は全然まだ手にしていない。いや、手にしたくないのかもしれない……。


僕が欲しかったのは本当にそれだったのかな

?分からない…

日向くん、君がみんなを現実に扇動したんだろ?君は学園のカムクラプロジェクトで今や才能の塊なんだろう?

それならさあ日向くん…

教えてよ、僕の求めていたものは何なのかな?絶対的な、僕の希望はどこにあるのかな?」


その姿は、中身を失った「希望が好きだ」という感情の実感を探すような、そんな焦燥が滲み出ていた。

狛枝の左手に輝く江ノ島盾子のネイルチップ。彼女はもういない。

だけど、今の狛枝を蝕んでいるものは絶望そのものへの感情ーーーに思えた。

思えば、ゲーム中でも狛枝は「希望」というより、「絶望」のそばにいた。決して自分が希望側にいることを認めなかった。それは濃い影の中で強い光を眩しく見るような、そんな行為に見えた。

狛枝はーーー絶望の中だからこそ希望の輪郭を捉えられたのかもしれない。

だったら、今の状況下で混乱しているのはそれが原因だ。今度こそ、こいつに希望は自分自身の中にあるんだと認めてもらわなきゃないけない。

俺は意を決すると、狛枝の問いに口を開いた。


「狛枝…

それは俺には答えられない。

というか、お前が求めているものは、他人から与えられるような、そんな簡単なものなのか?」


俺は自分の身に起きた事や感情を交えながら、今コイツに起きている混乱に寄り添うよう言葉を続けた。


「悪い…俺がいきなり一気に話をしたせいだよな…。こんな話をして混乱するのは当然だ!

俺も江ノ島と対峙して、俺たちこそが絶望の残党だと言われたり、未来機関を誘き寄せるためのコロシアイだといわれたり………。

そして俺自身には結局何の才能もなくて、学園のカムクラプロジェクトに利用されただけだと言われて…………。


こんなの、どうすればいいか分かるわけないだろ!

被害者面すれば良いのか加害者面すればいいのか?絶望と希望どっちにつくべきなのか?自分の希望のために世界の希望を捨てるべきなのか、世界の希望のために自分の希望を捨てるべきなのか?ーーーすぐに分かるわけない!

だって、起こった時の感情がないんだ!出来事の連続性が俺たちにはない。だから、今聞いて、初めて気持ちが湧き上がってきてるんだよ!矛盾する感情が前後して湧いてくる。

それに対してすぐに処理をするなんて無理だ。納得できるわけない。」


俺は緊張感の中、いつの間にか強く握りしめていた拳を解いて、じっとこっちを見る狛枝を見つめ返した。


「だからーーーーー狛枝。

お前も、焦らなくて良い。


自分や俺たちに対して許せない気持ちがあるのは、お前の今までの希望への態度を見ていれば分かる。それと同時に、自分の理念のために現状に納得しなくちゃいけない義務感もあるんだろ?

その矛盾が苦しいんじゃないのか?

この出来事に対して、俺たちに対して、自分に対して、どう思っていけば良いか………分からないんだろ?

ーーそれは時間をかけてお前自身が答えを作らなきゃいけない。お前が作っていいんだ。


俺は、カムクラプロジェクトのこの体を持っても、変わらない。胸を張れる自分でありたい。ただ、それだけだった…………」


俺はつい落としてしまった視線を狛枝に戻し、力強く続けた。


「俺がそれに気づけたのは、お前がその希望を見込んで生き残らせようとした七海………アイツのおかげなんだ。才能が全てじゃない。大事なのは自分を信じる事なんだ。


俺たちが生きていることが、七海の残した希望のかけらなんだよ。俺たちに与えてくれた勇気なんだ。

だから、お前が最後に信じた希望、七海の選択も踏まえた上で、どうするのか考えてみてくれないか…………?」





「………あは」

狛枝は笑い声を漏らすと、思わず、と言ったふうに声を上げてわらった。


「予備学科のくせに長々と自分の話をし始めたと思ったら……!

よくまあ自分の話を、そんな御高説を垂れるように語るよね!

結局君はどうしようもなく才能がなくて、学園側に利用される!その程度の価値しかない人間だったってことだろ?

そんな君がちょっと前を向いたからって、絶望的行為に加担したことを償えるとでも思ってるの?

………僕は、許せないよ

君みたいな勘違いした人を見るとね、腹が立つんだ」


「………っ

ああ………そうだよな………

わかってる。俺も、許されたなんて思ってない。だけど、だからって他人に任せっきりで、自分は何の才能もないからなんて思考停止、出来るわけない…!

それは、誠実さじゃない…責任放棄だ!


許されないーーそれはお前の言うとおりだ。俺は許されたいんじゃない。許されないことをしたのは分かってる。だからこそ、俺は未来を作る手助けをしたいんだよ」


狛枝の言うことは確かだった。過去俺たちがしたことは許されない。

世界のどこかで、俺たちを憎み、苦しんでいる人がいる。それを分かっていながら、前を向いて生きていこうなんて、厚顔無恥だと思われても仕方がない。実際、そうだ。

それは否定はしない。してはいけない。

だけど、そう思うことが生きる意味を失うことにはならないはずだ。むしろ、その責任を負うからこそ、果たさなくてはならないことがあるはずだ。



「ーーーねえ、さっき僕の求める希望は何か答えられなかったのは誰だっけ?

僕を起こしたのは君でしょ?それなのに僕がなんで今ここにいるのか、なんで起こさせられたのか答えられないなんて、それこそ責任放棄じゃないの?

僕に僕が生きる意味を決めさせるなんて、責任転嫁も良いところだよ。だって、希望が君たちを許したって、絶望に加担した僕らを生かしたってーーー僕は許せないんだ。

結局のところ、君には僕を生かすだけの説得力がない。希望がない。

どう?これが僕の率直な感想だよ」


「……っ俺にとって!

お前がここにいる理由は「生きていてほしい」と思ったからだ!お前にもう一度会いたいと思ったからだ!

それじゃ、いけないのかよ?!」


思わず、そう発していた。


未来を作る手助けをしたい。そう言ったにも関わらず、俺は狛枝を励ますだけの言葉を失っていた。

「責任を持ってできることを尽くすべきだ」と言う俺と、「責任を持って死ぬべきだ」と言う狛枝は決して相容れることのない考えを持っていた。

同じ絶望に手を染めた者同士だからこそ、俺には七海のような励ましはできなかった。「やればできる」ーーーそれは手を汚していない七海だからこそ意味のある言葉で、俺が言っても戯言でしかなかった。

かける言葉を失った俺は、気付けば「生きていてほしかった」なんていう単純で説得力のない感情を狛枝にぶつけていた。


「だけど……っ!これは俺の理由で、お前の理由じゃない……!これから生きていくには「自分で」ここにいる理由を見つけていかなくちゃいけないんだ。それは、江ノ島盾子にも未来機関にも俺たちにも!だれにも決められない、決めさせちゃいけないんだ。自分で、つくるんだ…!」


振り絞るように俺は、「自分で、決めるんだよ……」と俯き呟いた。

いつの間にか目尻に溜まっていた涙を慌てて指先で拭き取ると、狛枝の大きなため息が聞こえた。

顔を上げると、狛枝は上目遣いで「意地悪、言ってごめんね?」と笑った。


「ごめんごめん。僕も君らと同罪なのにね?日向くんにそんなこと言える立場じゃない。僕らは絶望の仲間なんだから。

それにゲームでは、無知の君たちと違ってそれをひと足先に知ったけど、結局うまくいかなくて…最期に希望を勝たせることも叶わなかったんだし…………

結局は僕の狭い思考で考えた作戦に過ぎないんだ。僕が皆に影響を残せるわけないのにね……

相変わらず僕はクズでゴミで最低だよね」


「そんなこと…!」


俺が言葉を言い切る前に、被せて狛枝は続けた。


「僕はね、身の程も弁えずに勘違いする奴が嫌いなんだよ…!

日向くんーーー君のことだよ?

…………もう出てってもらえるかな。」


そう冷たく言い放つと、狛枝はもう二度と俺を見なかった。


「……分かった」


ーーーーーーーーーーーー



そうして次の日、

日向くんは僕の部屋に来なかった。


律儀だな…僕が言ったことを守るんだ。

それは、僕が嫌がることをして、自殺されたら…?ということかもしれない


………


「お前に生きててほしいと思ったからだ!」


眩しかった。

日向くん、本当にそう思ってる?後悔してるんじゃないの?本当に?本当に?君は僕に、生きててほしいって思ってる?また会いたいって、今日も明日も明後日も……そう思ってるのかな?


ーーーーーーーーーーーー


自殺未遂による試し行動

(江ノ島の左手は義手になりました)


日向が消耗し切った頃に、日向が泣きながら言う。



「お前を……!生かそうとしたのは俺の身勝手だったのか……?!お前を苦しめるだけなのか…?!!」


………


「お前は自分が死んだほうがいいって、それが答えなのかよ……!!」


…………


(僕の求めているもの?それは……)


「狛枝!」


…………


(それは………)


「…それでも、俺は、お前に会いたかったんだよ………。身勝手でも、生きててほしいんだよ……。これがお前を苦しめると分かっていても、俺は、俺は、お前を止め続ける…!!」


「………はあ!!!」(特大のにやにや笑顔)


「!!」



「最っっっ底だね、日向くん……………それでいて最っ高だよ………………!

分かったよ。生きるよ。

君の身勝手がエゴが押し付けが、気持ちいいんだ僕には…………。

君が、僕に生きていてほしいと思うこと。

君が自分の信念とぶつかって、それでも死にたい僕に生きてほしいと縋ってきた時………

僕は手に入れたんだ

ここにいる意味」


「君は生きる意味を他人に決めさせちゃいけないって言ったよね?自分の気持ちを伝えることすら、僕の選択を操ることなんじゃないかと思って、最初に「生きてほしい」と言って以降、一度も言葉にしなかった。そうでしょ?

だけど、僕の自殺未遂に耐えかねて吐露した………。待ってたんだ、この時を!

君が僕に縋って、僕に生きてと言ってしまうことを…!」


「狛、枝?」



「僕はねえ、君が明日も明後日も明明後日もずうっと…僕に生きててほしいと思うのか不安だったんだ。だけど君は、精神の均衡が崩れそうでも「未来の希望」を僕に突きつけて、「過去の絶望」に囚われることを許さなかった。

日向くん…僕がここにいる理由は君だ。

君の未来が見てみたい。君の希望、才能を見てみたい。

そして君が望むように、僕は自分でこの時を手にしたんだ。

僕は君の「生」を感じていたくなったんだよ。」


「狛枝………」



「よろしくね、日向くん」



「待てよ!何1人で気持ちよくなってんだ!

それって、お前は、俺に生きる理由を肯定して欲しかったってことか?お前が俺に死んでほしくないからこそ、同じように自分も思われたいって、そういうことなのか?」


「……………日向くん……よく自分でそんな恥ずかしいこと言えるね」


「さっき散々1人で盛り上がってた奴がなに言ってるんだ……」



「僕はね、君なんて嫌いだよ

君がカムクライズルとか超高校級の希望であり絶望とか…そんなことは僕の知ってる日向くんじゃない。僕の知ってる日向くんは僕と同じ希望峰学園に強い憧れを持っていて予備学科生で…何の才能もない。だけど現実の君は才能を手にした。そしてもう才能なんてそんなこと、気にしてないんだ。超高校級の才能を測る機関もなくなっちゃったしね…。

あの時まま、囚われてるのは僕だけだ。

それがすごく苦しい。

どうしてそれが寂しいとかんじるんだろう?

僕にとって君は取るに足らない、魅力を感じる必要もない存在なのに、どうして君に惹かれてしまうのかな?

理由がわからない。どうして僕がこうなってしまったのか、全く分からない。

僕が持っていた物差しは消えた。大好きだった才能の学園も消えた。そして僕にとって分からないものが一つ心に残った。

それを気にして気にして仕方がないのは当然のことだろ?消えないか試してしまうのは当たり前のことだろ?

なんでここに君はいるのと問いかけてもしょうがないことだろう?

日向くん、そういうことなんだよ

それで君は答えたんだ。僕と同じように、自分のルールを失ってもね」


「………そうかよ…」


「うん」


「わかったよ…………」


「うん」



「狛枝」


「何?」


「俺は「いる」ぞ

そしてお前も「いる」んだからな」


「うん、勿論。

さあ希望のために、何をすべきか考えないとね」













 
 
 

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