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- 耳ず

- 2020年12月3日
- 読了時間: 4分
単刀直入、デビルマンのovaとシグルイ買いました。
amazonでなので、まだ届いてないのですがすごーーーーーーーーーく楽しみです!
今日買うに至ったのには色々過程がありまして、まず今日の仕事帰り「円盤皇女ワるきゅーレ」のagapeを聴いていたんです。そしてふと思ったんです。これ、アムロとララァで考えられないかな…?と。しかし二人で考えるには歌詞の雰囲気が合わないので無理だと思いました。
というのもララァのアムロに対する愛は、母ー子の愛着形成におけるそれと違うからです。母親の愛がアガペ(自己犠牲の愛、無償の愛)などとは言いたくありません。けれども、母親の愛情によって子の愛着形成の型は決まります。子の中に母親像(愛着対象先)ができれば、子は側に母親がいなくても安心して挑戦、冒険に出ることができます。
帰るところがあるということです。
アムロくんにとって帰る場所はホワイトベースでした。ララァはアムロにとって帰る場所じゃないんです。死んだらアムロはララァのとこに行きそうですが、少なくともララァの愛に包まれて安心してどこにでも行ける、ということはありません。ア・バオア・クーから脱出後のアムロくんにはまだその感覚があったかもしれませんが、第二次ネオジオン抗争時のアムロさんにとっては完全に呪いです。アムロにとってのララァ、ララァにとってのアムロ、ララァにとってのシャア、シャアにとってのララァ、アムロにとってのシャア、シャアにとってのアムロ………それぞれを考えると本当に胸が苦しくなって、たまらないなあと思うのです。
ララァはアムロにとってとても大切な、自分の片割れのような…「分かる」相手だったんです。それは理解を示すとか、同感するとかじゃなくて、ニュータイプの感覚でのソレだったんです。感応するって言えば良いんですかね?理解とか飛び越えて、相手の思惑、感情が直接流れ込むことだと思うのですが、その相性が運命的に良かったんでしょうね。NTにも相性がありますから。だから…だから「来るのが遅すぎた」だと思うし「運命ってこんなもんなんだよな…」だと思うのです。お互いにとって、お互いが運命の人でも、ララァにはもうシャアがいるのです。
ララァはシャアに救われて、シャアがララァを愛さずとも自分の愛を貫くと、ララァは献身を捧げたんです。ララァのアガペは、シャアになんです……!だからシャアは後になって「ララァは母になってくれるかもしれなかった女性だ!」なんて言えるんです…!私はシャアのこういう、失ってから気づくところにムシャクシャするのですが、そこがこの人の良いところだと思います。人間くさくて好きです。
で、アムロなのですが、アムロはだからといってシャアに妬いたり憎悪するようなことはしないんです。なぜならララァと感応したからです。ララァを通してこの人の優しさや愛しさや知ってしまったからです。さらに「密会」(小説版)でですが、アムロはララァから、シャアが危うさを纏ったらお願いねなどと言われているのです。アムロは、ララァが好きな人を僕が嫌いになるはずが無いと応えています。
アムロはシャアを憎みきれません。むしろ好きなんです。このことに関しては監督が言っています。アムロはシャアが好きだから、シャアのことが分かる。
だけども、運命の人のララァをとったのはシャアで、彼女を死に急がせたのもシャアなんです!逆にシャアにとってアムロは心でララァを奪った男で、ララァを殺した張本人なんです…!
この悲しみが分かりますか………!
あーーーー大好きです〜〜😭😭
アムロさんのそばに、あの頃のララァが居続ける意味、自分だけが成長し、変わらない彼女の隣にいることの苦しみ…考えるほどこの三人が大好きになっていきます。
話は長くなりましたが、本筋に戻りまして…それから私はYouTubeでガンダム動画を漁り、マジンガーZを検索し、ゲッターロボ をググってデビルマンに辿り着いたわけです。そしてデビルマンの動画を見るうちにovaが欲しくなって購入しました。デビルマンも読み返したいですね〜。時間がありませんけど…笑
シグルイを読むのも楽しみです!!

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