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- 耳ず

- 2021年4月12日
- 読了時間: 5分
予告通りガルパンについて書きます。
私がガルパンを見始めたきっかけにはケイダジ(ケイ×ダージリン)の百合同人にあります。ハマった当初に記事を書いたので、知っている人は知っていると思いますが改めて。
ガルパン知らないのに同人誌を買ったのはまったくの偶然でした。その後pixivを漁って、私はあることを思い当たります。
あれ………もしやケイとダージリンって本編で絡みない…………?
まだ本編も見てないのに何故そう思ったかというと、「公式もみんなも描いてくれないので描きました」という言葉を見つけたんです。え………?公式も描いてくれない……とは…つまり…?
ケイダジって本編で全然絡まないのか?!もしかして、マイナーCPなのか?!と恐ろしくなりました。私は王道CPにしかハマったことがないので…
しかしCPに囚われて作品の評価を見誤りたくないですし、ケイやダージリン様が単に動いて喋るところを見たかったのでガルパンをちゃんと試聴しました。
以前から有名でしたし、「ガルパンはいいぞ…!」なんてミームができるくらいですから、面白くないわけがない!と思っていたんです。
で、実際どうだったかと言うと、それはそれは面白かったです……!!!!
キャラクター一人一人が魅力的で、戦車戦も大迫力!円盤なら戦車の解説講座もついてきて、その性能や歴史を知ることもできます。
ああ………戦車ってかっこよくてかわいい…………
艦これで軍艦を好きになりましたが、元ネタの歴史的背景は知っても軍艦自体を見分けれるようにはなりませんでした。もし描くなら艦娘の方で、元の軍艦ではありません。だけど、ガルパンはそれぞれの戦車をもっとよく知りたいと思いましたし、見分けられるようになりたいと思いました。戦車も描きたい!と思いました。(艦これを非難しているのではないですよ。兵器に興味をもつ目、親しみやすさ?は艦これのおかげだと思います)
しかし、何故戦車に女の子が乗っているのだろう?と思いました。この世界では、戦車は女子のもので、男子が乗ると変だというのが主流の価値観です。でもなぜそんな設定にしたのか…?
単にターゲットが男性で、女子を乗せた方が集客しやすいからかと思ったのですが、Amazonのレビューにとても良いことが書いてありました。
それは、戦車は兵器だから男が乗ると政治的背景が見えてしまう、というものです。こちらの世界では戦車は主に男が乗るもので、その力は戦争の時に発揮されます。戦争とは外交手段の一つです。ある国とある国が開戦しているということ。男は戦場に出て、女は彼らの家を守る。これが今のところの典型です。
だから男が戦車に乗るとリアリティが増し、「争い」感が出てしまう。それは「戦車道」をスポーツとするこの作品の世界観を揺るがします。しかし女子を乗せることでファンタジー感が増し、これは純粋なスポーツ競技なのだという演出ができます。またこのアニメにおいて戦車は殺人兵器ではないので、純粋にその性能を褒め称え喜ぶことができます。
私はAmazonのそのレビューを見てなるほどなあと思いました。艦これを好きになった時もなんで女の子なんだと思いましたが、その時に「日本において船魂は昔から女性であり、戦渦にあった兵士は兵器に女性の名前を付けたりした」という話を聞いて納得したことを思い出しました。
実際はターゲット層に刺さるように女の子にしただけかもしれませんが笑
まあこんなことを考えるのはファンの担当するところでありますから…
でも本当にそれか狙いだったらいいなと思いました。
さて、きっかけのケイダジですが、本編で絡みがあったかというと……皆無でした笑
まさか、前後の入れ替わりや同じ画面にいるだけで喜ぶ日がくるとは……笑
ドラマcdやゲームではいくらか会話しているんですけどね。あと他のケイダジ要素といえば、イラストで一緒にお茶会しているとか、ケイがダージリン様の肩を抱いてるとか…そんな程度ですね。そんなCPにもできない程度の要素で「ケイダジだ!!!!」と騒いでいるのですが!
しかし悲しむ必要はないのです。
なんと、ガルパンで1番メジャーなCPが1番絡みがないんです!!イラストに2人で写ることもなかったのですから!笑
最近はちらほらありますが…まあ誰と誰かというと、ドゥーチェ・アンチョビと西住まほです。彼女らはそれぞれイタリアとドイツの戦車を保有し、各国の特色を持っているのですが、その性格が相性が良かろうということで1番人気CPなのです。分かります、ヘタリアでもドイツとイタリアは超仲良しですから。
…でも本編でもイラストでもほぼ絡みがゼロな2人なんです笑
もう、それなのに人気を掻っ攫っているのを見て驚きましたよね。集団幻覚だ……と思いました笑
なんとガルパンのCPは殆ど幻覚なんですね。本編で絡んでなくてもなんの問題もないんです。こうじゃないか?と妄想できる隙間があればCP成立なんです。もう………ケイダジに自信を持ちましたよね…笑
あっ!全然絡みある方だった!(※本編で絡みはありません)
笑ってしまいます。おかしくて最高な界隈だなあと思いました…笑
これが前回言っていた、楽しい体験です。絡みゼロでいいなんて衝撃的過ぎます。間接的にでも関係があればいいなんて強すぎる…
そんなわけでガルパンの話でした。
良ければ見てみてくださいね。
以下の絵はアンチョビとケイダジです。
(ちなみにケイとダージリンは、それぞれアメリカとイギリスの特色を持ちます。ヘタリアとは違いますが、私は米英が好きなので「ああ自分はこういうのが好きなんだな…」と思いました笑)



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