top of page

4/23

  • 執筆者の写真: 耳ず
    耳ず
  • 2024年4月23日
  • 読了時間: 2分

下げていた米英のシリーズの漫画、あげました。お騒がせしました…。


作品を下げたくなる時とはどういう時かというと、「自分が描いたものなんていらないな」と感じた時です。

端的にいうとこんな感じです。

具体的には、「忘れ去られてしまうものなんじゃないか」という不安です。


私は米英が好きなので、pixivでもSNSでもサイトでもなんでも検索して見てみるのですが、そうすると打ちのめされる作品に会うことがあります。

なんとも美麗でかわいらしくて、元気が出てくるような雰囲気の作品です。

私は普段やたら暗い感じの話を描いていますが、そういう明るい作品も好きなのです。ただ、そういうものは自分では描けない。そういう雰囲気の作品を描く腕もないし、自分で描くものとの方向性も違うので描けないんです。

「描く」というのは、「見る」と違って結構自分自身のアイデンティティに関わってくるものなので、そこを捻じ曲げられない。


だから、こんなに素敵なものが世の中にあって、こんな素晴らしいものを自分は描けないとなると…なんというか、誰が望んで読むのかと絶望的な気持ちになるのです。

おそろしく自分の描いたものがチープで無駄なものに感じます。

それで、恥ずかしくなって下げたくなるんです。


要は、他人と比較しているんです。

自分の「描きたいもの」の道を迷った時に下げるんです。こんなもの…と思って。


でもなんだかんだ、自分の作風というのはこういった「うまくいかない」中に喜びを見出すところにあります。且つ絶望的…暴力的すぎもしない感じのところですね。

そういうところに古い言葉ですが「萌え」を見出すんですね。



なので!!

そういう要素が多分な作品を読むと大変元気がでる。自分のほしいものがよく分かりますから。

そうして道を見つけた頃に、また作品をあげたりするわけです。


私の作品を大切に思ってくださる希少な方々には大変ご迷惑をおかけしましたが、また…読んでくださると嬉しいです。

お騒がせしました。




ーーーー


ちなみにですね、私が読んで元気が出るというか…これだよ…これ……となるのが『残酷な神が支配する』という作品です。もう本当に何遍も言っているので、耳にタコかと思いますが、これが私の人生の作品なんですね。

これを読むと原点に帰る思いがします。

それだけです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
12/28

Xでみかけてから気になっていた「狂四郎2030」の試し読み部分だけ各巻読んでいるのですが、なんというか、この作品は人の悲しみや劣等感、恐怖心を思い出させてくれますね。 私は自分が描く漫画の中で、エゴやすれ違い、孤独を大事にしているのですが、今後もっと劣等感や恐怖心を前に出した漫画を描けるようになりたいなあと思いました。 と同時に自分は「優しさとはなんぞや」というのを常にテーマとして持っているので、

 
 
 
12/26

クリスマスも終わりましたね…一気に年末感が出て来ました。あと6日のうちにアメリカくんが出てくるところまで更新できるのでしょうか…………?! 話は変わりますが、Xについてです。なんか投稿した画像すべてにAI加工ができるようになったらしいですね。 らしいですね、というか自分の絵で試してみたのですが、これはすごいですね〜。 カラーにしてとかクレヨン風にしてとかなんでもござれですね。 私は無断転載・AI学

 
 
 
12/19

前からアロマキャンドルに興味があり、そんな折に友達からアロマキャンドルをいただきました。 それぞれ違う方からいただいて、今2個あるのですが、火をつけるための道具がありません。(線香を持っているのですが、それはガスコンロの火でつけていました笑) マッチを買おうとスーパーに出かけたら売り場に見当たらず、店員さんに聞くと「サービスカウンターで売っている」と言われました。 火気だから厳重に取り扱っているの

 
 
 

コメント


©2020 by てにをに。Wix.com で作成されました。

bottom of page