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- 耳ず

- 5月19日
- 読了時間: 4分
先日二航戦が表紙の今週のファミ通を買いました。なんとかわいい……
内容は12周年に即したものになっており、これまでの軌跡やこれからの艦これの話になっています。
艦これが好きなら買っても損はないかと…!
実は本屋に行くと散財が過ぎるので、意図的に避けていたのですが、今回久しぶりに足を伸ばしました。
やっぱり来ると「欲しいけどまだ買ってない本」を探してしまいます。
私は欲しい本をAmazonのカートに溜めていて、今回はそれを見返しながら本屋さんの探索をしました。
行った本屋さんは小さい本屋さんだったので、あまりほしい本は置いていませんでしたが、ファミ通含め2冊買いました。
とはいえ、「あ、あの頃これが欲しかったなあ」とか「こういうのに興味があったなあ」などとリストを見ながら懐かしく思うのが楽しかったです。
思わぬ産物もあったもので、最近記憶に蘇ったけれど、作者もタイトルも思い出せない漫画の正体がわかりました。
町田洋「船場センタービルの漫画」
町田洋さんとはこの作品が初めましてなのですが、絵も話も雰囲気も…お気に入りで、大好きです。
出会った頃にAmazonのカートに『砂の都』を入れていたので、今回思い出すに至りました。
町田さんが最近『ごみをひろう』という話を電子で出していたので、Amazonで1話と2話を買いました。(今のところこれが全話です)
読んでいて、ああやっぱりこの人の作品は、なんだか時間がゆったり流れていて、透き通っていて…しかし他者の視点もあって、自分の世界が他の世界と近接している、交わっているという不思議な感覚をもたらしてくれるなあと思いました。
色んなところに視点を変えた世界のカケラが落ちてるような感じがします。そのカケラを拾えることもあれば拾えないこともあり…いや気付けないことの方が多いのだろうか…。
この方はそれが存在すると感じさせてくれるだけで、「だからどうすべき」と示してくるわけでもないのがさらに素敵です。
そんな風に描けるってすごいことです。
坦々と…坦々と…
良ければみなさんも町田洋さんの作品を読んでみてくださいね。
話が打って変わって、先週コナンの映画を観てきました。
そこで、ED…スタッフロールに流れるバックの長野の雪景色が美し過ぎて涙しました。
(本編もすごく良かったです。コナンにわかの私でも楽しめるミステリーサスペンスアクションでした)
ずっとこの雪景色を見ていたいくらいには、美しくて…この映像部分だけ別売りしてほしいと思いました。
灰色景色にチラつく白い雪が、あまりにも趣深く…情緒がありました。
私は脳裏にるろうに剣心のOP(1/2のやつ)が浮かびました。
あのOPの雪景色が、まさにこんな感じなのです。灰色の空にシンシンと降る雪…この感動が、コントラストがるろ剣のOPにあったのです。
私は昔のるろ剣のDVDBOXを買っていたことを誇らしく思いました。そう、こういう見返したい時のために買ったんだよ……
すっかり雪景色に魅了された私は、東山魁夷の『年暮る』(1968)を思い出しました。
川合玉堂の展示をしていた山種美術館を訪れた際、ショップでこの絵のクリアファイルを購入しました。その時は一目惚れで誰が描いたか知りませんでしたが、後に東山魁夷だと分かりました。
そしてとても有名な方なのだということを、今ここに載せるために調べて知りました。(遅い)
まだ調べているところで作者に詳しくありませんが、この絵が如何に素敵かは分かります…。
少し前は、吉田博や川瀬巴水の木版画の美しさに感嘆していました。
なんというか、見ていて…気持ちが湧き上がってきます。感動させる力があります。
使われている画材に、なんとも説得力があるのです。
画材の元になった素材たちの力を借りて、絵に命を吹き込んでいる感じがします。
いやはや…
最近、景色の美しさに感動します。
こんなに美しいものを、自分が感動したものを描き残せるような人になりたいものです…。
最近は大人の絵画教室とか彫刻教室とか探してみたりしていたのですが、まだまだやることが沢山あるので、もう少し落ち着いてから申し込みしようかなと思いました。
そんなこの頃です…

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