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  • 執筆者の写真: 耳ず
    耳ず
  • 8月11日
  • 読了時間: 5分

最近あまり更新できていないので、抱えている米英のネタを文面として出そうかなと思っていたのですが、そのために読み直していたら、米英を好きな思いが蘇ってきて…(常に好きですが、その火の強さとして)、こういうところが好きなんだよなあ…としみじみ感じました。


自分の考えたネタを自分でしみじみ良いなあ…と思うのも、なんだか自惚れていてアレですが笑


自分のツボは自分が一番よくわかっているのですねえ…。

話は、転送装置が普及し、それで国々を行き来できる様になった未来のお話です。


以下にメモの冒頭だけ添付します。


ーーーーーー


飛行機でアメリカに来たイギリスさんが、アメリカくんの勧めで初めて転送装置を利用してイギリスに帰ることにする。


その時イギリスさんが係官に仕組みについて聞くと、コピーが送られた後オリジナルは削除されることを知らされる。

アメリカくんはひどく動揺し、やっぱりやめようと言い出す。

しかしイギリスさんはそりゃ安心だなと言い、皮肉かと思いきやそうではない。

なぜならもう何度と転送装置で来ているアメリカくんが隣にいるからだ。


「だってお前はアメリカだろ?」

そう聞かれて、アメリカ君は嫌な汗をかいた

「そうだよ、俺は、俺だよ…!」


そこでアメリカくんは、自分も複製された存在であることに気付くのだ。


(いや、でも確かに俺は変わらず俺だという意識がある…)


それでイギリスさんもほら大丈夫だという反応をして乗るが、それでもアメリカくんの不安は消えなかった。


自分はいいけど、イギリスにはしてほしくない


それで引き止めようとすると、いつもの意地悪かと怒られ、違うよ!とその場を…係官もいるし笑って誤魔化そうとするが焦る気持ちはどんどん深刻化していった。


転送装置に乗るイギリスさんは最後に、バイと手を振るのだった。

それは何気ない行動に見えた。


アメリカくんは見送った。



転送装置の読み込みのバーが埋まっていく…

これの次は彼が削除されて……


アメリカくんはいてもたってもいられなくて、機械を叩いた。

「やっぱりやめてくれ!」


係官がアメリカさんっ!と取り押さえる中、エラーをしめす音が鳴り、削除が中断されたことが表示された。

安堵し、アメリカくんは、開けてはダメだと言われる中ドアを開ける。


そこには倒れたイギリスがいた。


彼は、心を持っていなかった。



ーーーーーーー



…というお話ですね。

どの様に展開していくかは、漫画にして提供できたらと思います。今は漫画にする気があるので…。


このネタに、メモとしてこんなことが書いてあります。


「当たり前だったものがなくなって、それがかけがえのないものだったと気付く。そして、生まれた孤独が、唯一宝物の存在を証明するものになる……っていうのが好きなのかも」



いや〜〜〜…………ほんとにそれなんですよ……………。本当にそういうのが大好きなんですよ………。もう戻れない場所、帰れない時間、手に届かない人、みたいな…………胸をつく郷愁…っていうのが大好きなんですね…。

そして私はアメリカくんに対してそれを求めているんです……。

だから私の描くアメリカくんはイギリスさんがいないと生きていけないんです。

宝物の人なんです…。

うおお…米英…好きだ……。


そんな感じで…。


なんか、前にも言ったことあると思うんですが、私の米→英のイメソンの殿堂入りがピノキオピーの「アイマイナ」「からっぽのまにまに」「閻魔さまの言うとおり」なんです。あとスピッツの「楓」です。


聴いていただければ、どういうイメージなのか伝わると思います。

ああ…好きすぎる…。


あと最近貞カヲシンの漫画を更新できていませんが、忙しさが理由です。

12月の連弾には間に合わせたい…!間に合わせたい…!

じゃなきゃ米英のシリーズのやつの続きも更新できませんしね。

貞も描きたいものは沢山あるのに〜!

あとGLTのちとゆも最近ネタが降ってきて、増えましたので、こちらも描きたいなと唸っております……。


半年くらいお休みが欲しい〜!




あと全く話が変わるんですが、富山敬さんという声優さんの声、演技が好きすぎて感動していました。

セル画アニメがもう本当に大好きなんですが、アニメーションに限らず、声優さんも今にない感じの声色、演技をしていて、沁みて沁みて……。

派手すぎないが、重みがあるというような…感じがあります。


YouTubeにある窪田等さんの朗読が好きなんですが、そういう…淡々としつつ…しかし熱を持って…というようなものが好きですね…。


全く違いますが、ボカロも声が淡々としていて、静かに訴えかけてくる感じが好きなんです。ボカロにだけできる歌い方だと思います。聞き手が歌詞やメロディを通じて勝手に熱を錯覚してるんですね。(作曲側に意図はあると思うのですが、ボカロに意思はない…派なので…)


全く違うアプローチですが、淡々としているのに訴えかけてくる…という点では似ている…と思います。


もちろん声優さんの声には生きているものの熱、深みを感じますよ。抑揚があって…人間というものを感じます。


だから、全然違うんですが…。

結果として、静かに響くという点では似ているなと思うんです。好きなもの同士をくっつけたいだけかもしれませんが…。


言葉にすると同じなのに、アプローチが違うというのは…ボカロは作品そのものですから伝わり方が特殊なんです。

人間ではないけど人間の意思は、意図は込められていますから…声に深みはなくて…浅い…でもクグツの優しさに触れているんです。


漫画も、紙と線とセリフと…それそのものは物でしかありませんが…それを作った人間の意思が宿っていますからね。

そういう熱です。

間接的に感じる人。でもそれは人じゃなくて、作品は作品ですから…。

作者と作品は別みたいなものですね。

付喪神みたいな、モノには使っている人と別に意思が宿るみたいな…(さっきボカロに意思はないと言ったばかりですが笑)そんな感じです。


意味がわかりませんね。


でもまあ感覚としてそういうことなのです。

……うーん、でもやっぱり好きなものの共通点を無理やり見つけてくっ付けて話したいだけかもしれませんね。


とはいえ、とにかく「淡々と熱を持って、深く…」というものが好きなんです。

私もそういうものを作りたいです涙



 
 
 

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