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- 耳ず

- 2021年2月5日
- 読了時間: 4分
更新日:2021年2月6日
今回はみなさんにも考えてほしいな〜と思い記事にしています。
というのは、私もまだまとまっておらず疑問に浮かんだ程度だからです。なので意見があったら是非みたい!
さて、肝心な「考えてほしいこと」とは何かというと、「なぜ人は顔がいるか?」ということです。
きっかけですが、長くなるので結論だけ欲しい方は*があるとこまで飛ばしてください。
で、きっかけですが最近父と趣味の話をしました。懐かしの歌やらCMやらを父が楽しく話すのを、私がネットで検索して一緒に聴きながら会話したのです。
父はこの人の歌が俺の青春で、かわいい人だろう、かっこいい人だろうなんてお話していました。ふむふむそうだね、なんて半ばオウム返しに同意していました所、父がお前は何が好きなんだ?と聞いてきました。
私はエッ………となってしまったわけです。
好きなものはあるけど、父が今話した系統のもので好きなものと言われれば浮かばないんですね。それこそマイケルジャクソンしかいないんですよ。でも父はマイケルに興味がないし、そうともなれば2次元しかないんですね。2次元はもっと父が興味ないんですよ。
ふと思えば私の人生はほぼ小説、漫画、アニメに埋め尽くされていて、まーオタクの典型なんですね…。
父はアウトドア派で人と話したり、関係をもったりというのに積極的で、人と親しくなるのに抵抗がない感じの人なんですよ。そんな人からなんでこんな性格が生まれるのやら謎ですが、そこはどうでもいいです。
私は言葉に詰まって、うーんと悩んだ結果父も(世代なので)分かるガンダムの日清のCMを見せたんです。
歌〜…となると難しかったですね。私の中で歌は、聴いてると落ちつくもの(これが大抵聴き回すようになる)かイメソン又気分で一時的に消費するものか、みたいな感じで好きは好きなんですけど激しく消耗する/興奮するためにあるものじゃないんですよね。その一曲を消費するという感じで、歌手は正直興味ないんですよ。歌手のことは「こういう系統の歌を歌う人」みたいな枠組みでしかみてない。(こんなスタンスなんで、マイケルにハマった時はそれはそれは天変地異でした…)
で、なぜ歌手云々と言い始めたかというと、父は歌手で選んでるみたいだったんです。まあ当然ですけど、その歌手の歌声だけじゃなく容姿も褒めるんですね〜。
*
あれ、と思ったわけです。
昨今顔を出さない歌手が増えてきてますよね。出始めた時は「なんで顔を出さないんだろう」と思いましたが、歌手はその歌声が売り物なんだから顔を出す必要はないですよね。
最近は声優の顔出しが誠に多いですが、昔は声の演技を売る裏方の仕事だったので顔を出していませんでしたよね。顔と声のイメージのギャップでキャラクター像が崩れるからというのもありますが、まあ顔を出していませんでした。
俳優は演技に限らず容姿も売り物なので顔を出す必要があると思いますが、歌手は必ずしも顔を出す必要はありません。
そこでふと気づきます。
二次元も同じだと。
たとえば、初音ミクというボーカロイドですが、その機械音声が売り物であればビジュアルの女の子はなくても良いはずです。Vtuberにおいては、自分の顔を見せないのにわざわざ別の顔を用意して歌ったり話たりする。歌や喋りが売りなら顔はなくてもいいんじゃないんでしょうか?
ーーこれは極論です。
無くて良い、わけありません!!笑それは私も分かっています。ただ、ならなぜ「無くて良いわけない」んでしょうか?
人間が○の中に点三つ描くだけで、人の顔だと認識する話は有名です。人の顔でなくても、人物、存在を感じさせるための記号が人間の心を掴むのに必要だということです。大きく出れば、肉体は要るということです。
なんか、肉体から離れて精神だけになればうまくいく云々みたいな話を聞きますが、人が物に記号を付す時点でそうじゃなきゃ回らないものがあることを示していると思います。人が死んで体が無くなっても墓を建てるのはなぜなんでしょう?仏壇に生前の姿を飾るのは何故なんでしょう?
顔が人間/人間社会に為す役割とはなんでしょうか。人がなぜ「顔」を求めるのか。
これは色んな学問からアプローチした答えが沢山出てくると思います。
それを知れたら話作りに大分活かせそうだと思います…!
とりあえず、人間と記号の関係について調べてみようと思います!巻き込んであれですが、皆さんも良かったら考えてみてください。私も分からないので笑

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