4/4(追記あり)
- 耳ず

- 2024年4月4日
- 読了時間: 8分
更新日:2024年4月5日
今回の話…自分自身とても描くのを楽しみにしていたんですが、如何せん画力不足で…なんだか思うように描けませんでした………。
うう……!!!無念……!!
ついにアメリカくんがイギリスさんの決定的瞬間を見てしまうということで、イギリスさんの苦しみ的にもアメリカくんのショック的にも楽しみだったんですが…。皆さんが読んでどう思ったかは分かりませんが…何か残るものがあれば幸いです…………。
納得いかない頁が多いので、本にする時描き直しますね…。
さて!恒例の解説ですが、話的には大して進んでないのであまり言うことはありません。
ありませんが、ちょっとどういう意図で描いたのかということは書いていこうと思います。
※表紙を抜いたページ数で書いています。
冒頭5p、イギリスさんの全盛期を振り返る形で始まります。見てわかる通り、この頃のイギリスさんは絶好調でアメリカくんの独立なんてちっとも気にしてません。
勿論今イギリスさんが苦しんでいる症状もありません。
しかし6〜12p……咳の症状が出てきました。この頃ドイツやアメリカがイギリスさんを追い抜き始め、イギリスさんはこの止まらない咳に悩まされることになります。
そして至った原因が「結核が国民に流行ってるせい」です。
それ以外に心当たりがないからです。
ところが、これが全ての始まりでした。
アメリカくんに独立された苦しみの初期症状だったのです。
かつてこのシリーズの1で、フランスさんがアメリカくんに「忙殺されて締めてたものがお前やドイツの影響で緩んでやっと表に出てきたんじゃないの?」と言っていますが、それです。その通りです。
独立されてすぐのイギリスさんはあまりの痛みに蓋をしてしまいました。
見たくない聞きたくない遠ざけたい。
アメリカくんが振り返った時に出てくるイギリスさんの表情を思い出してもらえば分かると思いますが、しっかり傷ついています。ただ、自分で分かるまでのラグが大きかったんですね。
あれは自分じゃない。
そして今!13p〜
時間が過去から今に戻ったのが分かりにくくて申し訳ないのですが…「分かってる」イギリスさんになります。分かってるけど認めたくないイギリスさんです。
15、16pはアメリカくんとフランスさんどちらが先に着くのかハラハラさせたくて描いたんですが、あまり意味がなかったかもしれません。二人がイギリスに向けて動いていることは、一応この後にも響くのですが…。次回を見れば分かります。(まだ描いていないですが)
まあ…それで夢か現実かみたいな世界の中でイギリスさんが一人で屋敷の中を暴れ回り、アメリカくんと鉢合わせてしまうところまでいきます。(ちなみに23pコンコンという音は、29pでアメリカくんがコンコンしてる…ドアノックの音でした。つまりこの時点でイギリスさんは玄関付近まで降りてきていたわけですね)
ここがね………一番楽しみだったのに上手く描けなかったところです…。
どういう風にしたかったのかは、プロット?メモ?を見ていただければ分かると思います。下記に置いていきます。
【イギリスさんが影から逃げるシーン】
2コマめから少しずつ、ざーーと雨音が入る
その中でクリアにカタリと音がして
隙間、外が見える
シーツをかぶってるイギリスさんが
隙間から伺う
ドアが開いている
ベットから降りて廊下を見る
誰もいない
一安心して
ゆっくりドアを閉める(背中)
振り返ると
部屋の隅に黒い影がいる(オオゴマ)
体が動かない
はげしくなる雨音
ドッドッドッ
誰だ
誰だ
お前は誰だ
うっすら顔が見えて
息を呑むと
バッと銃を構えられる
バン!と勢いよく廊下に出る
どたどた
はあ!はあ!
廊下の先が地面になっていて
階段を降りるとそこはビチャビチャ
外で
ポーン
足がもつれながら
ポーン
泥で足元がよごれるベチャッベチャッ
足が沈んでいく
(コントロール不可になっていく匂わせ
悪化していく幻聴幻覚
部屋が部屋じゃなくなっていく様子を描く
コマ割りで少しずつ異物がはいるように)
雨の中
ポーンポーンという音が響く
突然
壁にぶつかる
「なんだ?!」と動転
壁をベタベタ触ってノブが浮いているのを見つける
縋るように回す
はやく
はやく
はやく…!
開けて!!!
ガン!!!と思い切り殴る
来る……!
誰が?
誰が?
誰か
誰か
壁に縋り付いて涙ひとしずく
振り向き、
後ろに立つ銃を構えた男
恐怖の顔(声はない)
ガチャ
はっとそっちをみる
見えない壁から光が漏れる
ぼんやりした輪郭の誰かの顔
驚愕のイギリスさん
パン!(撃たれた)
白
※イギは雨のあの中に入っていて、どこにいるか分からなくなってる
だから背景は薄く若干分かるくらいにする
基本雨とぬかるんだ地面…みたいなもので描く
【アメリカくんがイギリスさんと会う?シーン】
ノブを回すと外側に開いて
イギリスの体が倒れ込んでくる
うわ!!
そのままメリカを下敷きにして倒れる
いっ………
慌てて体を起こす
イギリス!
イギの上体を起こすと吐血しながら
目をカッピラいてぴくぴくしてる(てんかん発作みたいな)
固まるメリカ
イギリス!イギリス!
頬を叩くと
目がとろーんとして
ハッとして咳き込む
メリカが一安心したのも束の間
その顔を見てこわばる
(怯え?罪悪を滲ませた不思議な顔)
傷つくメリカ
イギは誰だって思ってる
この形は知っている
でもこれはなんだっけ…って
限界きてる時の、レジ袋ってなんだっけ、分かるはずなのに分からないってやつみたいになってる
俺は何をしてたんだっけ…と思って
思い出す
威嚇していたイギが家の中を見て走っていく
メリカも見るがもちろん何もない
(イギにはさっきの黒い影が独立の自分に見える)
イギの顔
(怒りと怯え)
頭を壁にぶつけながら消えろ!消えろ!と騒ぐイギ
壁に向かって何度も体をのたうちまわらせる
不思議な光景
圧倒されるメリカ
何?何が起きてるんだ…?
(怖い困惑するメリカ)
正気に戻って慌ててイギリスに近寄り腕を取ろうとする
とイギの首がしまっていってる
?!!
カハ…
イギリスの首になにかあるとおもって
間に指を入れようとするけど
どんどん指がめり込んでいって
イギリス…イギリス!
イギの口から涎混じりの血がたぱたぱと廊下に落ちる
イギの体を自分の体ごと壁から剥ぎ取り
ドン!と2人で反対の壁にぶつかる
かはっ!とイギがまた血を吐き
慌ててメリが手を顎に添えて顔色を見る
…………………
ぷはあ!(息を止めていた気づけば)
はあ、はあ、はあーーーー……………
メリカの驚いた恐怖したそんな顔
自分を
殺してたのか?
……………
泣きそうになって、目元を拭ったら
手に血がついて
気絶してるイギをみて
細くて、小さくて、
情けなくて
自信が落ちていくような顔になるメリカ
廊下の暗闇に飲まれる感じ
遠い背中
ーーーー
やばい!!!
今ネタメモを見返して肝心な部分を描き忘れてたのに気が付きました………(滝汗)
ひえ………ああ〜………
うーん……
結構重要なシーンですね…………汗
次回更新時エピソードを付け足すことにします……。本の時は本来の想定通りに直します…。
ああ!やっちまった……。
ーーーー
………はい、さて、戻りましてそんなこんなです。最後らへんは見ての通りです。
アメリカくんは、人伝いに自分のしたことでイギリスさんが吐血しているのは知っていましたが、こんな…こんな直接見て大きなショックを受けてしまうのでした…。
(追記)
身内に見せたところ、分からねーよ!と言われた部分があったので解説することにしました。
アメリカくんが発症しているイギリスさんを見てショックを受けたのは自分が拒絶されてるからじゃないです。
いや、勿論それも含みますが、今回においてはイギリスさんは別にアメリカくんを拒絶してません。(重要なのですが、今回においては拒絶してないだけで、普段から拒絶感はあります。今回のイギリスさんは錯乱していて、アメリカくんを認識できていないので、そもそもアメリカくんがここにいること自体見えてないです。35pで誰だっけコイツとなっていますよね。※これは一時的な混乱です)
拒絶しているのはみっともない自分自身です。
イギリスさんの部屋に現れ、頭を打ってきた影は、37pでわかるように独立戦争期のイギリスさんでした。
あれはアメリカではなくて自分だと。
自分をここまで追い詰めるのは、あの時のことを未だ引きずって傷ついている自分自身だと。
というわけで、消えろ消えろ!お前なんか俺じゃない!となっているわけです。
じゃあアメリカくんの憔悴した顔はなんだったのかというと「イギリスさんがイギリスさん自身を殺してたこと」がショックだったんです。
自分で自分を殺してるーーーーその原因はかつての独立戦争にあって。自分が原因でイギリスが自分を殺していたというのがショックだったんです。自分がそれをさせているんだと、苦しくなったんです。
…ちなみに33pでイギリスさんの顔を見てドクンと震えているのは、単純に恐怖を覚えたからです。私の中のアメリカくんはイギリスさんがいないと生きていけないので、死にそうな姿に衝撃を受けたんです。アメリカくんはイギリスさんと戦争はしても殺す気はなかったくらいーー殺してたかもと思わないくらいーーイギリスさんがいて当たり前の世界に生きているので…。
なので、34pにあるような表情はフランスさんから聞いて分かっていたことが改めて沁みているということです。自分のやったことの重みを改めて実感してるシーンです。
……以上追記でした。
次回!
アメリカくん……もうポジティブにいられないかも…?!イギリスさんに対しどんどん迷っていくメリカ。
気持ちの整理に向かった先は…?
そして見られてしまったイギリスさん。一体どんな態度でアメリカくんの前に現れるのか?!
前回の解説記事で言った「後の伏線だから言えないこと」はまだ回収されていないので言えません!次の次くらいで言えるかもしれない……。そんな感じです。
ついに起承転結の結に向かうパートまで来ました。来たのにここが折り返し地点かな?というくらいまだ話は長い!
そんなこんなで次回もまた、よろしくお願いします……!
おまけ
今描いているこのシリーズの前身となるメモが出てきたので、pixivに投稿しました。短いのでお暇な時に良ければどうぞ…。

コメント