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  • 執筆者の写真: 耳ず
    耳ず
  • 2024年5月6日
  • 読了時間: 6分

前回、イギリスさんの吐血は自傷行為だと言いました。その設定が生まれた過程のメモがありますので、その詳細を置いていきます。

(ちなみに、今後の展開でイギリスさんをどうするか考えた上で同じ手順で同じことが浮かんだので、例え思い出さなくても違っていたということはないと思います)



以下。


ーーーーーーーーー


イギリスが7/1のあの急激な症状によって得ていたものは何か?

なんのためにあの症状があって、どうしたら緩和できるか?

禁止するのは簡単。禁止されても問題ないようにするのが難しい

もしイギリスさんがあの症状を ただ抑える薬 を処方されたとしても、イギリスさんの心理的不安が増して対人関係や集中力などに支障をきたすだろう

いわゆる、病気が守ってくれている状態



自分をコントロールしたい気持ちが強いんだね



コントロール欲…といいますか、自分は無力ではないと抗おうとする力が強い。自分が無力でちっぽけなのは嫌

イギリスさんにとって、繕いでもない、無力でちっぽけな自分を受け入れてくれた唯一で、アメリカくんに独立されるっていうのは、そのチリみたいな自分を吹き飛ばされた感じなんだ。そりゃお前のためにって頑張ってたけど、アメリカくんといたくてしてたことだったから。うまくいかないありのままの自分で楽しいと思える場所だったから、一緒に楽しいって言ってくれてた相手が突然、それはお前だけだったんだよって言ってきて、目が覚める気持ちになるよな。ちっぽけな自分でも、ちっぽけなんて感じずにいられたのに、ありのままでいられたのに、やっぱり、本当は

自分なんかちっぽけで無力でなにもできない

と突きつけられたみたいな…


つまり7/1はイギリスさんの本来、無力でちっぽけな矮小な自分を突きつけられる日なんだ。誰にも受け入れてもらえない愚かな自分。その痛みがあの雨の中彼の足音ともに近づいてくる。

イギリスさんにとって心の痛みは意味がわからないから。姿形がなくて怖いから。

彼にとって自分はコントロールできるもので、しなくちゃいけないもので、知らない人になられては困るんだ。だけど、突然己が迷子になって、自分じゃない奴が出てくるから、イライラするし疲弊もすごいし…過去の侵入が止められない、止まらない

たぶん、アイデンティティが迷子だし現在地的にも迷子になる。過去の出来事が今の自分の体調に影響してくるから、時代が混乱する時あると思うな。

もしかしたら、あの時期が近づくにつれて吐血症状だけじゃなく認知症みたいな、認知障害もあるかもね

んで、彼はそういう意味不明なものに耐えきれなくなって吐血するんだ


吐血は

①自分は体調が悪い/病気だという自覚

②痛みや疲労感の原因がこれという安心感

の二つをくれる役割があると思う


症状は病名じゃないけど、血という目に見える形で出ることで安心する

ストレス性であんなドバドバ吐血することはありえないから、漫画的表現だとしても、イギリスさんが無自覚で自ら出してる症状ともいえるかも。国の体のだからできるリストカットのような。

自分を納得させるために吐血症状が発生したけど、彼はしたくてしてるんじゃなくて、させられてる

で、たぶん吐血が治まって、イライラ不安感だけ残されたら良い方向に行ってるけど本人はかなり荒れると思う。騒げる力がでてきたというか…

イギリスさんがそれからさらに良くなるにはどういう支援がいるのかな。

その支援は、アメリカくんにしてほしい

しかも、支援は実は彼が吐血してた頃からずっとしてたっていうような

イギリスさんがやっと彼の思いやりを拾えたというようにしたい




やっぱり、イギリスさんの吐血症状、病状を良くする/なくすというよりは、それがイギリスさんが何か受け入れられないことに対し納得するために自分で作り出したものだということを受け入れ、彼が苦しんでることにどうしたら対策していけるかって感じかな…


だから、もしアメリカくんが関わるなら、イギリスさんが弱い自分を殺そうとしている→弱いこいつは自分じゃない(理想と現実のギャップの苦しみ)→弱いことは悪いことだと思っている過去の経験

まで掘り下げて、よくがんばった、ここまできた君は強い人だ、俺は君の背中を憧れてここまできたということを伝えたらいいかもね

アメリカくんの立場で考えたらどういう展開が最適かな…

間違えて欲しくないのは、弱くても良いじゃないかってこと。相手の認知を変えようと、コントロールしようとしないこと。相手の考え方に沿った状態で、良い方向へ…そうしたら、彼のものの見え方や、弱い自分への寄り添い方も変わるし、あの雨の日の見え方も変わる。辛かったって、自分を受け入れてやれる

それをアメリカくんは背中押すだけで、救うとかそんな大層なことじゃない

アメリカくんもイギリスさんとの仲が縮まって懐かしさに胸撫で下ろすといい

君といることの喜び



アメリカくんの前だとイギリスさん、現代だとだらっとしてきたじゃないか

きっちりしてなくていいんだなって、それだけ彼が自分を許せるし、甘えられるっていうのがすごいこと。アメリカくんがそうしてきたのかなって、思う


ヨーロッパのみんなとはやっぱ違うな、メリカの立ち位置というのは


ーーーーーーー


ちなみにこの着想は、雑誌『精神看護』12巻3号にある以下の文章(一部抜粋)から得ました。



「私は受け入れられていないと感じた

何が?誰に?と言われてもこまるのですが、ただ、はっきりと私は受け入れられていないということだけは分かった

それは人からも犬からも猫からも、世界中の景色から受け入れられてなくて、世界という写真の中にわたしはいない、みたいな感覚です。

不満から問題に逆戻りする場合や、再び自殺未遂したりオーバードースしたり、大問題を起こしてしまうというこは、この世界から受け入れられていないという感じのときだと思うのです。

本当は自分の心が周りに対して開いたり閉じたりしているんですが、自分にとっては周りが自分から遠のいていくように感じられる。仲がいいと思っていた人が、みんな、突然遠ざかっていくような感覚です。」


「穏やかな日々を過ごせるようになったのに、突然怒り大爆発してしまうのはこの感覚のせいではないか?という」


「本当は同じ距離にいるんだよ。フラッシュバックしているんだよと客観視できること。

人との関係を壊さずにそこに居続けられるかという。わたしたちの回復はそこにある。」


『精神看護』12巻3号





 
 
 

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